サムスンコーチ、イ・スンヨプの打撃フォーム崩壊に衝撃
(朝鮮日報)
「今の状態では来年も失敗する!」
日本プロ野球、千葉ロッテのイ・スンヨプ(28)の“永遠の師”、サムスンのパク・フンシク打撃コーチ(43)が衝撃に包まれた。イ・スンヨプの打撃フォームが完全に崩れた様子をその目で確かめたためだ。
パクコーチは2日午前10時から2時間、大邱(テグ)の嶺南(ヨンナム)大でイ・スンヨプの自主トレを見守った。先月、イ・スンヨプが日本から帰国して以来、一度夕食を共にしたが、実際に打撃フォームを見るのは約1年ぶりだった。
シーズンが終わり時間に余裕ができたパクコーチが1日夜、イ・スンヨプに電話をかけ、「一度見てみようか」と持ちかけると、イ・スンヨプが「ぜひ来てください」と応じてのことだった。
パクコーチは「失望を感じざるをえない。とにかく大変なことだ。今の打撃フォームとスイングでは来年も低迷するのは目に見えている。どうやったら打撃フォームがあそこまで変わってしまったのか。スンヨプも苦しんでいる」と伝えた。
まず、バランスが完全に崩れ、上半身の動きがばらばらだと指摘した。
パクコーチは「テークバックからのバットの動きが余計な軌跡を描いている。スンヨプが絶好調の時はバットの軌跡が楕円形になるが、今では円形に変わってしまった。ヘッドアップがひどくなり、ボールと目の距離が離れているのも問題」と診断した。
事態の深刻さを感じたパクコーチはこの日、「すぐにもゆるい下り坂で素振りし、重心が後ろに傾かないよう訓練するように」とアドバイスした。
また、ひたすら打つだけのフリーバッティングよりも2〜3メートルの距離からボールを出すティーバッティングを通じてスイングを矯正するよう指摘した。
パクコーチはバレンタイン監督をはじめとする千葉ロッテのコーチ陣にも不満を露にした。
「憤りを感じる。バレンタイン監督は無責任なのではないか。スンヨプは即戦力の助っ人として獲得した選手だ。1、2試合打てないからと、あれこれスイングに注文しすぎたのではないか。いろんな人から指図されたら、打撃フォームを維持できるはずがない。韓国野球を甘く見ているようで気がかりだ」
パクコーチは米国にいる妻と娘に会うため渡米する予定だった。しかし、2日の「緊急診断」の後、「このままではいけない。渡米日程をずらしても、スンヨプの練習を見ようかと考えている」と話した。
|